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清廉な蓮の花を刺繍で描いた打敷
独特の光沢と風合いが美しい正絹を、透ける紗織で仕立てた打敷です。
無機質に漂白された「白」とは違う、柔らかな「絹色」の紗織生地。それが裏地の緞子柄を薄く透かし見せる様子は、一見地味なニュアンスを重ねて表現される、いかにも奥ゆかしげな華やかさを覗かせてくれます。
また、透ける紗に浮かんでいるかのように中央に施される刺繍が、立体感と同時に、涼しげな浮遊感を感じさせてくれます。
そんなニュアンス感抜群の正絹生地は、既に皆さまご周知の通り、天然の繊維であるが故に糸を構成するタンパク質が紫外線・光・熱などで黄変します。
生き物の新陳代謝のように、糸が徐々に色合いを変えていく様も趣深いものですが、変色なしの白が好ましいという方には人絹絽(ろ)の打敷をお勧めしています。
■ 三角打敷とは?
主に浄土真宗のご門徒が、お正月やお彼岸・お盆・法事などの行事の際、仏壇の中の、上卓(うわじょく)と前卓(まえじょく)に掛ける敷物の事です。
基本的には仏事の際のお荘厳として掛けるものですが、普段でも仏壇をおしゃれに設えたい、という場合は使用していても間違いではありません。ただその場合、普段使い用と行事用とを分けた方が良いでしょう。
また、裏地は織柄入りの白生地となっており、中陰の間や葬儀の際はこの白生地を表にしてご使用いただけます。
■ 打敷のTPO
上述の通り、喪中は白もしくは無彩色の打敷を使用し、それ以降は色柄のついたものを使用します。また、七回忌までの法要では華美な柄を避けるのが望ましいと言われています。
ほか、6月~9月のお彼岸前までは涼しげな素材の夏物を、9月の彼岸入り~翌年の6月頃までは重厚な素材の冬物を掛けるのが一般的です。
※現代金襴で仕立てられている物の中には、季節に関係なく使える柄もございます。
■ 刺繍について
香華堂特選刺繍打敷は、精密なミシン刺繍を施されています。
また、品名に「高級手振り刺繍」とあるものは、ミシンの針の往復を手の動きによって動かし、図案を描きだす「手振り刺繍」の技法で作られています。
機械に読み込ませたパターンデータではなく、元となる図案を見ながら手で描き出す職人技。手仕事のため刺繍の表情は1点1点違いが生まれ、機械制御には出せない「味」をお楽しみいただけます。
オススメ度 4.7点
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